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クストスの代表的なクロノグラフシリーズ「チャレンジ クロノⅢ-S」に新作が登場

スポーツカーのような疾走感をイメージさせるクストスの「チャレンジ クロノⅢ-S」に、レッドがアクセントカラーになった新作が登場する。ikecopyグレード5のチタンをケースに採用し、スポーティーな印象はより一層増した。



スポーツカーさながらの機能美
 ラテン語で「守護神」を意味するクストスは、2005年に誕生した比較的新しいブランドである。伝統的な時計製造における技術と、最高の時計を作りたいという熱意が融合し、未来へ目を向けた革新的なコンセプトを生み出した。「ハイテク」「スポーティー」「エレガンス」という3つのコンセプトを軸とし、時代の変化やトレンドに先立ったニューラグジュアリーを提唱している。

 そして今回、同社の代表的なモデルである「チャレンジ クロノⅢ-S」コレクションに新しいモデルが加わった。チタン製の堅牢なケースに、レッドがアクセントカラーになった疾走感あふれる1本だ。



クストス「チャレンジ クロノⅢ-S」
自動巻き(Cal.CVSTOS 577)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Ti(縦53.7×横44.0mm)。100m防水。230万円(税別)。
 スポーツカーを彷彿とさせる曲線美を持つケースにはグレード5チタンが用いられ、ケースを構成するパーツを細分化させたマルチコンポーネント構造になっている。コスモグラフ デイトナ 偽物グレード5チタンは主に航空宇宙産業で用いられる金属で、軽量なうえに耐腐食性や耐火性に優れ、非磁性を特徴とする高い強度を誇る素材である。

 厚みを持たせたケースサイドのリュウズガードや、クロノグラフのプッシュボタンなど、外装の細かなパーツをグレード5チタンで構成することでさらなる軽量化を実現した。同一の素材を用いながらもパーツごとに少しずつ色合いを変え、立体的な構造を強調したスタイリッシュなデザインに仕上がっている。



また、チャレンジ クロノならではの奥行きを感じさせる構造のダイアルにも注目したい。パネライ 時計 レディースアラビア数字インデックスとバーインデックスを交互に配置し、時分針はシャープなソード針へ、9字位置のスモールセコンドは、シチリア島の3つの岬を表すシンボルマーク「トリナクリア」にリデザインされている。30分と12時間のクロノグラフ積算針には高低差を持たせることで、スケルトンダイアルにさらなる立体感が生まれた。また3字位置のパワーリザーブ表示は、古典的な扇型からディスク式のインジケーターに変更することで、現代的な印象を与える。

筋肉腕時計11~あれから3ヶ月 今年も終わりだけどマッチョ時計

およそ3ヶ月ごとにご紹介しているマッチョ時計。

この時期は筋肉も服に隠れてしまうということで、何かと筋トレもさぼり勝ちな人が多いと聞きますが、この時期だからこそ、来年の夏に向けて鍛えるべきなのでございます。

なぜなら、筋肉は一日にして育たないから・・・。

とはいえ、時計の方はいつでも買えるということで、今回も鍛え上げられた身体に似合う、マッチョな時計を選んでいきましょう。


ボールウォッチ ハイドロカーボン

1本目は、ボールウォッチ ハイドロカーボン。

お値段の方は、400,000円+税。

ごつめのケースにド派手なカラーリング、これぞマッチョ時計と呼ぶにふさわしい1本でございます。

時計にそれほど興味のない方であっても、一目みれば単純にかっこいいと思えるデザインは、入門機としても十分の機能を備えております。

ねじ込み式のプッシュボタン、600mという驚異的な防水性能、リューズビルトイン型自動減圧用ヘリウム排出バルブとかなりのハイスペックにして価格は40万円と抑えられております。

クロノメーター認定を受けた、自社製の自動巻きムーブメントを備えてこの価格ですから、お買い得感ありますね。

時計の値段について考えさせられます。

ユーボート

2本目は、ユーボート。

お値段の方は、324,500円。

47mmという、もはやおかしいくらいの大きなケースが特徴的なユーボート。

その大きさからもわかるように、かなりのマッチョでなければ、なかなか着けこなすことはできないかもしれません。

ブランド名であるユーボートとは、ドイツの潜水艦の名前に由来するというだけあって、ミリタリー色も濃く、そちらのファンの方にも人気がありますね。

似たような時計がいくつか存在しますが、こちらが元祖になるということで、どうせ買うなら元祖がいいのではないでしょうか。

パネライ ラジオミール

3本目は、パネライ ラジオミール。

お値段の方は、1,606,000円。

マッチョ時計と言えばパネライ、パネライと言えばマッチョに似合うということで、マッチョ時計の代名詞とも言えるパネライ。

今回はラジオミールを紹介したいと思います。

パネライのラインナップはほぼすべてマッチョ時計と言えると思いますが、そのラインナップの中でも比較的、シンプルなものを今回はチョイスしました。

ケースサイズは48mmと、こちらもかなり大きなケースの腕時計ということになりますが、文字盤がシンプルな分、鍛え上げられた身体が際立つことでしょう。

文字盤カラーのミリタリーグリーンがいい雰囲気を醸し出しております。

ブライトリング クロノマット

4本目は、ブライトリング クロノマット。

お値段の方は、1,750,000円+税。

ブライトリングのクロノマットの中でも、最高峰と言われるこちらのモデルは、ゴールドとのコンビになっていて高級感がありますね。

ケースサイズは44mmあり、かなりごつくて重いということで、必然的にマッチョな方でないと着けていて重い、ということになるかもしれません。

クロノマットと言えばブライトリングを代表するモデルだけあって、その人気も高く、こちらも男性であれば一目でかっこいいと思えるデザインですよね。

ゴールドとのコンビは、着けていてもかなり目立つと思いますが、マッチョ時計ということで、それもアリなのではないでしょうか。

ブランパン フィフティファゾムス

5本目は、ブランパン フィフティファゾムス。

お値段の方は、約2,500,000円。

48mmの超大型ケースは迫力満点で、厚みも18.3mmと、まさにマッチョ時計の極み。

ダイバーズウォッチはタフな自分を演出するにも最適のアイテムで、ウブロ時計 ビッグバン鍛え上げられた腕にもよく映えますよね。

このサイズの時計になってくると、やはり細い腕では格好がつかないというもの。

しっかりと鍛えて、自分から腕時計の似合う男になっていくというのも、立派な腕時計道というものではないでしょうか・・・。

タンク、スピマス、ランゲ1……人気時計のベストチョイスとアナザーチョイス

腕時計に詳しくない人でも一度は耳にしたことがあるであろう超人気シリーズ。しかし、そのバリエーションの多さから結局どれを買っていいのか悩む人も多いはず。

本企画では、毎年のバーゼル&SIHH取材を欠かさない5人の時計識者たちに、まず手に入れるべき“ベストバイ”と、独自の視点で選んだ“アナザーチョイス”について語ってもらった。

カルティエ「タンク」
のベストチョイスとアナザーチョイス


[左]K18PGケース、縦33.7×横25.5mm、手巻き。130万8000円、[右]SS×K18YGケース、縦31×横 24.4mm、クオーツ。48万5000円/ともにカルティエ 0120-301-757 (左:Vincent Wulveryck © Cartier、右:Photo 2000© Cartier)
[左]タンク ルイ カルティエ LM [右]タンク ソロ SM
「タンク」はバリエーションが多く、好みに合わせて好きなタイプを選べるところが美点である。個人的には、1917年に発売された原点の世界観を感じさせる、華奢なケースに革バンドというクラシックな組み合わせが好きだ。3代目当主の名を冠した「タンク ルイ カルティエ」はまさにその代表格。なかでも手巻きムーブメントを薄型ケースに搭載した本作は、ドレスアップをする楽しみを教えてくれる。

タキシードやスーツに合わせて、「タンク」の愛用者だったアンディ・ウォーホルを気取りたい。一方で、あえて無地ニット&デニムのようなカジュアルに合わせてもエレガンスを失わないのがこの時計のすごいところだ。

少し視点を変えて、もう1本選ぶならK18YGケースの「タンク ソロ」か。YGは肌馴染みが良く、近年気になっている素材。そのままでも十分いいけれど、革バンドをグリーンのクロコなんかに替えてもハマると思う。これをアクセサリー代わりにさらりと着けられる男に、私はなりたい。

伝説的コラボが再び。キース・ヘリングのスウォッチは見逃し厳禁!

スウォッチとキース・ヘリングが2度目のコラボレーションを果たす。

約30年の時を越えた両者の再会、その歴史的な意味はデカい。新年早々の吉報に、こりゃちょっと冷静じゃいられないぜ!



スウォッチとキース・ヘリングがコラボレーション! 新コレクションのモチーフはミッキーマウスだ!
アート史、ファッション史に残る名作
地下鉄の広告版に絵を描く「サブウェイドローイング」からキャリアをスタートしたキース・ヘリング。斬新な作風は着実に人気を高め、1986年にはオリジナルグッズを販売する「ポップショップ」をニューヨークにオープン。そこで限定販売されたのが、初代となるスウォッチとヘリングのコラボウォッチである。



名作として語り継がれる、1986年発売のスウォッチとキース・ヘリングのコラボコレクション。今はどれもプレ値がついている。
当然、今やこの伝説的名作は入手困難。アート史、ファッション史に刻まれた歴史の1ページとして振り返るしかなかったのだが……なんと今週、新たなコラボコレクションが登場するってんだから大ニュースでしょう。



新コレクションでは、ヘリング風のミッキーマウスがどどんっと前面に登場!
見ての通り、今回のモチーフはウォルト・ディズニーが誇るミッキーマウス。

大のディズニー好きで知られるヘリングは、もともと幼少期に祖母の家で見つけた『ミッキーマウスの描き方』という本から絵の描き方を学んだと言われている。一時は漫画家を目指し、ウォルト・ディズニーへの就職を志望したこともあったとか。

その熱はアーティストになってからも冷めず、作品でもたびたびミッキーマウスをモチーフに起用。そんなヘリングのディズニー愛がたっぷり込められた本コレクション、見逃すワケにはいかないだろう。

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