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男の浪漫を叶える、ハイスペック・高機能な腕時計

男たるもの、愛用する道具は、たとえ日常では必要のないような機能やスペックでもとことん追求してしまうもの。時計も同様に、独自の世界観に基づく、機能やスタイルに心惹かれるのだ。他人には理解できぬこだわりにこそ、男の浪漫があるのだから。

HAMILTON
ハミルトン/カーキ フィールド メカ 50mm
ミリタリーウォッチの名作が大径オールブラックに



10月発売予定。SSケース、50mm径、手巻き。世界限定550本。13万8000円[予価]/スウォッチ グループ ジャパン(ハミルトン 03-6254-7371)
1940年代に米国陸軍に納品され、アイコンとなったミリタリーウォッチ。その名作に50mm径の漆黒モデルが登場した。

12時間の内側に24時間が並列表記された文字盤に、「ハック!」の掛け声の下、部隊の全員が秒針を合わせて任務についたという、(リュウズを引くと秒針が止められる)ハック機能を装備。

厚みのある立体的なインデックスは、長時間発光の蓄光を採用。



HERMÈS
エルメス/アルソー クロノ チタン
馬の手綱をハンドルに持ち替えて



チタンケース、41mm径、自動巻き。57万7000円/エルメスジャポン 03-3569-3300 @Calitho
馬の鐙(あぶみ)をイメージした上下アシンメトリーなラグと、馬の疾駆する姿(ギャロップ)をイメージしたインデックス。

これらは、馬具工房をルーツにするメゾンを象徴するもので、1978年の誕生以来、根強く支持されているモデルである。

新作ではシリーズ初のチタンケースをマットに仕上げ、軽量なケース素材をより軽やかに演出。ブラックのストラップはカーフレザーにエンボス加工を施し、クラシックカーのレザーシートを彷彿させる。

FORTIS
フォルティス/オフィシャル・コスモノート アマディ18
火星模擬ミッションを支えたタフネスな記念モデル



SSケース、42mm径、自動巻き。37万円/ホッタ 03-6226-4715
今年2月、オマーン南部のドファール地区において、オーストリア宇宙フォーラムはアマディ18と呼ばれる火星模擬実験を行った。その公式タイムキーパーをフォルティスが務め、ミッションクルーが装着した公式時計が記念モデルとして登場。



眩い光の反射を抑えるブラックケースに加え、9時位置のスモールセコンドにはプロジェクトロゴを表記。クロノグラフ積算針と同色のストラップもポイントだ。

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